夜になっても遊びつづけろ

お題は、金井美恵子からではなく、ジャック・フィニィから

<Amazon>から注文品がとどかない。

わたしは、東京・世田谷に住んでいるのだけれど、<Amazon>に、きのう(3日)の朝方に、どうということもない消耗雑品(632円)を買い注文したら、「即日、届ける」という案内あり、「すごいね。」と驚いたのだけれど、結局、当日には、来着しなかった。

一夜が明けて、<Amazon>からは、「きょう(4日)には、届ける」というメッセージが入っていたのだけれど、午後3時の時点では、まだ来ない。ね。

夕刻の5時になって、玄関のピンポンが鳴り、ドアを開けたら、真新しい赤系の作業服姿のオジサンが申し訳なさそうな顔つきをして、注文品を手渡してくれた。

オジサンは、汗だらけ。少し疲れているみたい。おもわず、「頑張ってください、ね」と声をかけたのだった。わたしは、末端労働者には、気持ち、温かいのだ。

<Amazon>は、ホワイト化しなければならなくなった<ヤマト運輸>と手切れとなって、自前の配達網を構築しようとしている。

自前の配達網といっても、当面は、これまでの激しい競争のなかで生き残ってきた小規模の業者を組織化して、潤沢な資金にまかせて、個人営業の方とか、在宅ニートとか、シルバーさんとかにも声をかけて流通システムを再編することになるのだけれど、<ヤマト運輸>ほどの洗練された流通システムをまだ持つはずもなく、当面は、力技でしのぐことになるのだけれど、その一端に、きょうは、汗臭いなかで触れたわけ。